利用者は年齢層の幅が広く、様々な重複した問題を抱えています。保護に至った経緯や個人の能力から、施設利用の目的や解決すべき課題を明確にし、それぞれの自立に向けて支援していきます。また、利用者の個々の障害や問題に関係なく人権や権利擁護の視点にたって支援を行い、快適で自立した生活を送れるようにしています。
自立支援計画を作成し、施設利用の目的や解決すべき課題を明確化し、自立に向けた支援を計画的に実施しています。
利用者の能力に応じ、早期就労ができるよう支援します。本格的な就労を始める前に、所内作業への参加を促し就労意欲の向上を図ります。求職活動を始める際には、さまざまな社会資源を利用し、就労能力を引き出す取り組みをしています。また、施設生活の余暇活動として、各種クラブ活動を実施しています。
地域生活を営むための規律ある生活訓練、バランスのとれた食事、金銭管理、服薬管理、通院の励行、対人関係の取り組み方、アパート探し等、個々人にあった地域生活促進に向けた支援を実施しています。
利用に関わる一体的なサービスの向上を図るため、行政、他施設、医療機関等との連携を図っています。
生活のメリハリと潤いを育むための行事を実施しています。
施設祭(6月)、クリスマス会(12月)、新年会(1月)、心のヘルスケア講座(年12回)、メークアップ講座(年1回)、ハーブワークショップ(年3回)、調理実習(年6回)、クッキング(年6回)他
更生施設東が丘荘から、居宅生活に移行できた利用者に対し、施設サービスの利用、職員からの訪問、指導等で、安定した居宅生活が継続できるように支援しています。個々の支援計画に基づき、様々なプログラムから必要な支援を提供します。利用期間中は、常に生活や心身の状況の確認を行い、ひとり暮らしの不安を解消できるよう電話による相談や、必要に応じた訪問を行っています。
ひとり暮らしでも規則的な生活リズムが保たれるよう、通所時の面談や居宅訪問を通じで日常生活の状況把握をし、家事、日中の過ごし方、隣人・近所とのつきあい方、適切な人間関係の築き方、金銭管理等について支援をしています。
通所時には必要に応じて、施設看護師や嘱託医が相談に応じます。電話等で病気や健康に関する相談を実施し、健康を害した場合は病院、診療所、区の各種医療サービス等を紹介しています。
ひとり暮らしの食生活が安心で充実するよう、栄養士による栄養相談、自炊へのアドバイスをしています。
施設の各種行事やクラブ活動、講座等各種への参加を通して、余暇活動の過ごし方について指導し、コミュニケーションの輪が広がるような支援をしています。
就労支援相談員による就労支援を実施し、就労研修や仕事場の紹介、就労後のアフターケアを実施しています。
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☎ 03-5834-3841