季節ごとの伝統行事には、もともと「生活に変化とけじめをつける」という意味があります。東が丘荘では、1月１８日に新年会を開催しました。

季節に沿った行事を行い、「他の人と共有できる記憶や経験」を重ね、これから先のコミュニケーションのきっかけ・広がりにつながればと思います。

新年会は「かるた」や「福笑い」のゲームからスタートしました。1グループ６名ほどでテーブルを囲み、職員も進行役で参加をしました。積極的にゲームに参加される方、寡黙だけれど的確にゲームを進める方もいて、普段とは違ったコミュニケーションの場となりました。

ゲーム終了後は無病息災を願いながらお汁粉を食べ、新年の抱負や願い事を思いながら、絵の「だるま」に片方の目を描きいれました。

その後、ボランティア団体「笑福一座」の皆さんに「南京玉すだれ」を披露していただき、「間近で観る・すだれに触れる」など、貴重な体験もしました。

アンケートでも「初めて近くで見た。楽しかった」「今日のイベントで”南京玉すだれ”が一番印象に残った」という声も多く見られました。

その後、1年間分の「画像」スライドショーでは、音楽と共にそれぞれのクラブ活動やセミナーの様子が映し出され、以前一緒に活動をしていた人や自分の姿を見つけては懐かしむ場面もあり、施設に入られたばかりの方にとっても印象的なスライド鑑賞となりました。

今年最初のイベントはあっという間の2時間となりました。

この日は前夜からの大雪で東が丘荘の周囲も白くなっていました。その中をボランティア活動のため駆けつけてくださった「南京玉すだれ　笑福会一座」の皆様にあらためて御礼申し上げます。

今年も様々なイベントやクラブ活動を通し

地域をはじめ、多くの方々にご協力いただくことと思います。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

2016年1月27日 更新